著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

タカタ 戦後最大の倒産<下>問題の最中に社長は豪邸建設

公開日: 更新日:
謝罪する高田社長(央)、左は重一郎氏/(C)日刊ゲンダイ

「殺人犯はタカタだった」――。2014年10月、米ニューヨーク・タイムズ紙の1面に衝撃的な見出しが躍った。この報道をきっかけに全米メディアが一斉にエアバッグ破裂の危険性を取り上げるようになった。やり玉に挙げられたのが自動車メーカーのホンダと当事者のタカタだった。

 その頃、… 

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