中村芳平
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中村芳平外食ジャーナリスト

1947年3月9日、群馬県生まれ。早大卒。「週刊サンケイ」の契約記者などを経てフリーに。近著に「居酒屋チェーン戦国史」(イースト新書)。

「鮒忠」に訪日外国人が殺到 高級化と専門店化で生き残る

公開日: 更新日:

 居酒屋チェーンの元祖・鮒忠は昨年11月、江戸料理と芸者のお座敷遊びが楽しめる割烹「浅草 草津亭」の事業を承継、今年3月12日にグランドオープンした。これまで鮒忠は、焼き鳥とウナギの「居酒屋事業」「食品卸売事業」「ケータリング事業」の3つを柱としてきたが、割烹事業を第4の柱に育成する方針だ。居酒屋チェーンの元祖は、専門店化、高級化で生き残りを図ろうとしている。

 鮒忠は「焼き鳥の父」根本忠雄が戦後、川魚の行商などを経て1946年9月、浅草・千束にバラックの総菜屋として創業した。50年3月、1階に総菜屋、2階に酒場「鮒忠」を開業し、居酒屋事業に進出、繁盛させた。

 根本は1951年、朝鮮戦争特需によって高騰していた食肉用ブロイラーが暴落すると、すかさずこれを大量に仕入れ、焼き鳥と「ひな鳥の丸むし焼き」(ローストチキン)にして、大ヒットさせた。

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