安倍政権がしきりと自慢「総雇用者所得が増えた」の正体

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 学生をバイトに追い込んで何が「雇用の創出」だ――。「東京地区私立大学教職員組合連合」(東京私大教連)の調査によると、首都圏の下宿私大生への毎月の仕送り額(出費が落ち着く6月以降の月平均)は8万3100円で、過去最低だった。過去最高だった1994年度の12万4900円をピークに右肩下がりが続く。安倍政権発足前の2012年は8万9500円だったから、6400円も減っている。

 調査は、首都圏14私大の昨春入学した学生の保護者を対象に行われ、4181人から有効回答を得た。自宅外から通っている学生は4割だった。 給料が上がらず、負担が増えれば、親は仕送りを絞らざるを得ない。仕送りが減れば、学生は学業を犠牲にしてバイトに精を出すしかない。「日本学生支援機構」の調査によると、大学学部生のアルバイト従事者は、14年度73.2%だったが、16年度は83.6%と10ポイントも増えている。

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