小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

“メガバンク会長”参加の前代未聞 トヨタ決算説明会で質問

公開日: 更新日:

「日本を代表する超大企業とはいえ、メガバンクの会長、頭取が決算説明会に参加するというのは前代未聞じゃないかな」

 こうメガバンクの幹部が驚いたのは、5月8日に東京都内で開かれたトヨタ自動車の19年3月期連結決算説明会に三井住友銀行の宮田孝一会長と三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取が参加したことだ。しかも、宮田会長は「中長期的な目線でトヨタ株を買う投資家に対する考え方を教えてほしい」と、豊田章男社長に質問する熱の入れようだった。

 今回の決算はトヨタにとって記念すべきタイミングだった。というのも今決算でトヨタは日本企業で初めて売上高30兆円超えを果たし、世界販売台数も過去最高を更新した。宮田、三毛の両行経営陣が決算説明会に参加したいと思うのも無理はない。

 三井住友銀行と三菱UFJ銀行はトヨタの取引を巡り、しのぎを削るライバル関係にある。

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