真保紀一郎
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真保紀一郎経済ジャーナリスト

スズキ<上>89歳の鈴木修会長が経営トップを走り続ける事情

公開日: 更新日:

 スズキ会長の鈴木修氏は、この7月から無給で働いている。

 鈴木氏はスズキの「天皇」だ。創業家の子女と結婚したのを機にスズキに入社。1978年、48歳で第4代社長に就任した。

 当時のスズキは排ガス規制への対応が遅れ、業績が低迷していたが、鈴木氏はこれを立て直し、軽自動車の覇者となる。その後、インド市場ではシェア40%を誇るトップメーカーとなるなど、国内外で躍進を遂げ、スズキは売上高3兆8715億円(19年3月期)の巨大企業に成長した。

 これだけの成功を収めながらも、鈴木氏は「中小企業のオヤジ」を自任、年齢を重ねても販売店を訪れるなど、現場主義を貫いている。そのためスズキディーラーの経営者からは神様のようにあがめられており、それがスズキの販売力を支えてきた。

 その鈴木氏がなぜ、無給で働いているかというと、新車を出荷する前の完成品検査での不正が発覚したためだ。

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