桂馬蒲鉾商店 村上博志社長<1>料理家をうならせる練り物

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 瀬戸内の穏やかな海に恵まれ、数々の映画のロケ地としても知られる風光明媚な街、広島県尾道市。この地に本店を構える「桂馬蒲鉾商店」は、今年で創業107年。地元はもとより、数々の著名人、料理研究家をうならせる練り物を生み出し続けている。

 毎朝、職人が魚を1匹ずつ丁寧にさばき、すり身にするところから始まる。化学調味料・合成保存料などは使わず、日本で唯一、地元・瀬戸内海で取れた生魚のすり身を100%使用した蒲鉾にこだわり続けている。

 3代目社長である村上博志は43歳で社長に就任し、今年でちょうど20年。今も朝4時から現場に立つ現役の職人でもある。

 創業は大正2(1913)年。屋号は将棋を好んだ初代・村上桂造が自分の名前の1文字の「桂」と自分の干支「馬」、また、将棋で個性的な動きをする“桂馬”にちなみ、「桂馬のように控えめだが、存在感のある店でありたい」との思いで名づけられた。100年以上たった今では、その評判を聞きつけ、海外からも桂馬の味を求めて尾道を訪れるほどの存在となっている。

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