重道武司
著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

ホームセンター首位攻防戦の熾烈 大手4社がシェア奪い合い

公開日: 更新日:

 ホームセンター(HC)業界最大手の座が再び入れ替わる。2020年2月期にカインズ(埼玉県本庄市=非上場)に首位を明け渡したDCMホールディングス(HD)が7位・島忠の完全子会社化を目指して5日、TOB(株式公開買い付け)に打って出たためだ。実現すれば売上高は単純合算で6000億円に迫り「混戦」から一歩抜け出す格好だ。

 島忠株の買い付け期間は11月16日まで。TOB価格は1株当たり4200円で、直近の島忠株の終値に18・14%、先行報道があった9月18日終値に対しては45・93%のプレミアムを乗せた。買収総額は最大1636億円にのぼる見込みで、大半を銀行借り入れなど外部負債で賄うとみられる。

 DCMHDは中京地区地盤のカーマ、北海道地盤のホーマックと四国本拠のダイキの3社統合で06年に発足した。M&Aを繰り返して業容を拡大し、20年2月期の売上高は4373億円。グループで677店舗(8月末時点)を展開する。

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