佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

宇宙ロケット模した社墓…新明和工業は変わり続けられるか

公開日: 更新日:

 高野山にはパナソニックをはじめ、たくさんの企業の墓が並んでいる。私は「社墓」と呼んでいるが、山田直樹はそれらをルポして「企業墓」(イースト・プレス)を書いた。写真も出ていて、とりわけ目立つのは新明和の墓である。

 新明和はこれまで何度か社名が変わっている。ルーツは旧海軍の戦闘機「紫電改」で知られる川西航空機。

 戦後、軍需から民需への転換を図り、社名を明和興業に変えた。そして建設部門を分社して、新明和興業となり、1960年に興を工に変えて、新明和工業という現在の社名にした。

 ところで、その墓だが、アポロ11号ロケットを模した慰霊碑なのである。「社史」に従えば、「昭和45年5月、創立20周年を迎えたのを機に、川西航空機時代の空襲殉難者と新明和に在職中に物故した役員、従業員の霊を慰めるため、高野山奥の院の公園墓地に建立したもので、碑の上に宇宙ロケットを象った高さ6.4メートルのステンレス製の塔を頂き、碑の中には殉難者、物故者合わせて519人の氏名を刻んだ銘板が納められていた」という。

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