著者のコラム一覧
中森勇人ジャーナリスト

1964年、神戸市生まれ。大手金属メーカーで鉄道関連の開発職に携わる。その後、IT企業を経て05年よりジャーナリストとして独立。第7回ライターズネットワーク大賞受賞。著書は「辞めてはいけない」(岩波書店)、「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンククリエイティブ)、「関西商法に学ぶ商売繁盛のヒント」(TKC出版)など。

日清紡HDは知ってるけれどニッシンボーって何する会社?

公開日: 更新日:

 マレーグマがダンスをしそうでしない、なんだかワケの分からないCMが話題の日清紡(NISSHINBO)。

 その前の同社のCMシリーズである「犬の二人羽織」の時から“なんじゃこれ!”と世間をザワつかせている。

 広報の喜田さんによると、前作は「ドッグシアター・シリーズ」、今作は「クマーシャル劇場」と呼ぶらしい。

「犬の二人羽織は、ユーモラスな映像と『♪ニッシンボー、名前は知ってるけど~』という耳に残るフレーズが好評で企業認知度が10ポイントも上昇しましたし、新卒採用の応募数も3割以上増えました。あの人間の手は誰かと聞かれますが、多くは手先が器用で演技力のあるマジシャンや舞台俳優の方にお願いしました。演者の方々は本当に何も見えませんし、動作を犬の動きに合わせなければなりません。さらにあおむけに寝た顔の上に犬がお座りをする格好になるため、とても“過酷”な撮影でした」(喜田さん)

 CMを見ていてふと湧いてくるギモン。そもそも日清紡って一体何をやっている会社!?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾