有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

ロッテHD<下>「プロ経営者」玉塚社長が事業子会社ロッテを上場させたい2つの理由

公開日: 更新日:

 ロッテのチューインガムは「お口の恋人」というキャッチフレーズで知られる。創業は1948年。韓国出身の重光武雄氏が菓子メーカーとして立ち上げた。ガムが大ヒットして、日本だけではなく韓国でも事業を拡大。韓国ロッテの売上高は6兆円で同国第5位の財閥である。

 ロッテグループにとって、創業事業であるロッテの株式上場は長年の悲願だった。もともと長男の宏之氏が日本事業、次男の昭夫氏が韓国事業を担ってきたが、韓国・日本の一体経営を目指して、2014年、昭夫氏が宏之氏を追放。以来、骨肉の争いが続く。

 昭夫氏は18年4月、グループ傘下の製菓3社(ロッテ、ロッテ商事、ロッテアイス)を合併させ、「上場を目指す」と宣言した。新会社の社名は同じロッテ。社長にはロッテ生え抜きで、ロッテ商事社長の牛膓栄一氏が就いた。

 20年7月、親会社で持ち株会社のロッテHDで11年ぶりの社長交代があった。昭夫会長が社長を兼務することになり、住友銀行OBの佃孝之社長は取締役特別常任顧問へ退いた。「体よくお払い箱になった」(ロッテ関係者)。

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