佐高信
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佐高信評論家

1945年山形県酒田市生まれ。「官房長官 菅義偉の陰謀」、「池田大作と宮本顕治 『創共協定』誕生の舞台裏」など著書多数。有料メルマガ「佐高信の筆刀両断」を配信中。

「致知」の愛読者、SBIホールディングス北尾吉孝CEOに感じるウサン臭さ

公開日: 更新日:

北尾吉孝がワンマンの会社である。SBIはソフトバンク・インベストメントの略。菅義偉に取り入って地方銀行の再編に暗躍する人物といわれるが、「人間学を学ぶ月刊誌」の『致知』の推奨者としても知られる。

『致知』は先日も『毎日新聞』等に1面の広告を出していたが、そこに北尾は「43年という長きに亘る人間学の啓蒙活動に深甚の敬意を表したい」という推薦文を寄せている。他に千玄室、王貞治、中西輝政、鈴木敏文、松岡修造らが並ぶ。しかし私はこの雑誌にウサン臭いものを感じている。それはそのまま北尾に対する印象にも通じる。

『致知』を始めた地産の竹井博友はおよそ30年前に脱税で逮捕された。その時、同誌の1991年8月号にこんな「あいさつ」が載ったのである。

「この度は、竹井博友・元顧問に関して読者のみなさまに、大変ご心配、ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます」と始まったそれは、「ただ、雑誌というものは、執筆者のものでもなければ、発行人のものでも、編集人のものでもありません。雑誌はあくまで読者のものであると考えます」と続き、「『致知』が今日までの雑誌に育ってきましたのも、読者のみなさまが、『致知』という雑誌の基本的姿勢に共感、共鳴くださったからだと思います」と泣き落としにかかる。

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