著者のコラム一覧
宮田律現代イスラム研究センター理事長

1955年、山梨県甲府市生まれ。83年、慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。専門は現代イスラム政治、イラン政治史。「イラン~世界の火薬庫」(光文社新書)、「物語 イランの歴史」(中公新書)、「イラン革命防衛隊」(武田ランダムハウスジャパン)などの著書がある。近著に「黒い同盟 米国、サウジアラビア、イスラエル: 「反イラン枢軸」の暗部」(平凡社新書)。

OPECプラスの協調増産は容易ではない ウクライナ侵攻で原油めぐり入り乱れる中東諸国の思惑

公開日: 更新日:
ロシア石油大手ルクオイルのガソリンスタンド(C)ロイター

 ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米WTI原油先物価格が1バレル=100ドルから130ドルの間の高値で推移している。3月9日はUAEが増産への支持を表明したために一時急落した。31日に予定されているOPECプラスの次回会合における増産協議の行方に世界中の注目が集まっている。

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