“血統書付き”の側近ナルイシキン長官 ピョートル大帝の血を引くとも

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 ロシアがウクライナに戦争を仕掛ける3日前、プーチン大統領の「御前会議」でいじられる様子が世界に放映されてしまったセルゲイ・ナルイシキン長官。米国で中央情報局(CIA)に当たる対外情報局(SVR)トップだ。要職を歴任し、プーチンが後継指名してもいいくらいの側近だが、上司に対するアドバンテージはある。そのひとつが、国民から見た「血筋の良さ」のようだ。

 2人は、旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元同僚。プーチンは東独ドレスデン支局駐在のところ、ナルイシキンは「スパイ合戦」の場にふさわしい西側のブリュッセルに派遣。「経済担当」の肩書を隠れみのにしていたとされる。

 いずれも故郷は現在のサンクトペテルブルク。バルト海に出る湿地帯に、アムステルダムを模してこの水の都を建設したのが、かのピョートル大帝だったことは、知る人も多いだろう。大帝の母の名はナタリヤ・ナルイシキナ。名家の姓を受け継ぐSVR長官は、われわれが「松平さん」と聞いて「おー」と思う感じだろうか。

■「元貴族」は仏語を話す

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