水増し戦果を報告…「お茶の間の顔」コナシェンコフ報道官に論功行賞

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 プーチン大統領ウクライナ侵攻に際し、苦戦にあえいだ司令官を次々と更迭したとされる。一部の将官に勲章を与えて昇進させており、分かりやすい「論功行賞」もあった。功労者として光が当たった一人は、国防省報道官。初期の電撃作戦が成功しなかったのが実態でも、国営テレビを通じた日々の戦況報告で、ロシア軍は常に「破竹の勢い」だった。

■ロシア軍に戦果水増し疑惑

 自軍の優勢ばかりを伝え、劣勢に目をつぶるのは、旧ソ連構成国のお約束。しかし、最高司令官たる大統領は、プロパガンダと大差ないブリーフィングを受けていたのか、あるいは「不都合な真実」を知らされていたのか。

 誰もがうすうす感じている「大本営発表」の闇について、ロシア独立系メディア「プロエクト」が調査報道を行った。手法は、2月24日から6月26日までの約4カ月間、国防省報道官の記者発表(計196回)を詳細に分析するというもの。

 それによると、戦果の「水増し」や「操作」をしている形跡が明白だったという。例えば、ウクライナ軍が保有する固定翼機が199機であるところ、ロシア軍は215機も撃墜したことになっている。フル活用されたトルコ製の攻撃ドローン「バイラクタルTB2」に関しては、62機しかないのに84機も破壊。残骸の写真も、使い回しが多いことが分かった。

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