著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

ENEOS HD(上)突然失脚した最高権力者・杉森務前会長の実力

公開日: 更新日:
“モーレツサラリーマン”と呼ばれ…(杉森務氏)/(C)共同通信社

 石油元売り最大手・ENEOSホールディングスの代表取締役会長だった杉森務が、8月12日に突如、辞任を表明した。当初、退任の真相はベールに包まれ、「一身上の都合」としか明らかにされなかった。

 なぜ、辞めざるを得なくなったのかは、「週刊新潮」(2022年9月29日号)で暴露… 

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