狭まる西村前経産相「包囲網」…自民裏金捜査“聴取のオーラス”に選ばれたこれだけの理由

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幹部の醜悪な責任なすりつけ合い

 事務総長の西村氏は、キックバック分を個々の議員が開いたパーティー収入として記載する案を検討したという。事務総長の座は、8月に前倒しされた内閣改造で西村氏が入閣したのに伴い、現職の高木氏にバトンタッチ。

 結局、安倍元首相の方針転換は反故にされ、9月にかけて従来通りキックバックを実施し、裏金化したというのだ。

「一連の動きは、派閥を取り仕切る立場として当時の西村氏が裏金システムの不適切さを認識し、実態と異なる記載を指示した傍証になり得る。特捜部は安倍派幹部の聴取でも、昨年のいきさつにどう関与したのかを重点的に尋ねたとされる。外堀を埋めてから『本丸』を攻めるのが捜査の常道。聴取の『大トリ』を務める西村氏が、特捜部の最終標的として狙われている可能性はあります」(司法関係者)

 安倍派幹部たちの聴取の様子は「『俺は何も知らない』『悪いのはアイツだ』と責任を押し付け合っている」(司法関係者)と漏れ伝わってくる。狭まる西村包囲網は、幹部同士の醜悪な責任転嫁の帰結なのだろうか。

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