榊原元経団連会長の防衛費枠「5年間で43兆円」増額容認はフライング…財界も反応冷ややか

公開日: 更新日:

 そんな気もする。首相官邸は、防衛省にも怒りを向けていた。

 財界の反応はどうだ?

 「何でそんな発言を?」というのが大勢で、かばう財界人は見当たらない。そもそも、いまの財界に榊原氏の存在感は薄い。経団連は会長を務めたので名誉会長の肩書を贈っているが、出身企業の東レとは実質的に切れているし、個人的に関西電力会長やプロ野球コミッショナーを引き受けるなど、もう財界からは遠い。

 どの世界にもたまにいる「何でもやりたがり、引き受ける人」という印象だな。

 官界でも「あれでは、もう審議会や有識者会議のメンバーにできない」という声ばかり。大きな失言だ。

 80代になってもお元気なのは喜ばしいことだが、重い経歴を持つ人だけに、言動は難しい。後輩の財界人たちも、そう思っているだろう。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る