トヨタ会長「不正撲滅は無理」の波紋…株価下落の背景に「日本のものづくり」への疑問や不信

公開日: 更新日:

官界通(以下=官) 自動車を量産するために国が型式を認定する「型式認証」を巡って、多くの自動車メーカーが不正を行っていたことが判明したが、最大手のトヨタ自動車の豊田章男会長の発言が霞が関や永田町で波紋を呼んでいる。経済界ではどうかね?

財界通(同=財) 6月3日の国土交通省による不正に関する発表を受け、豊田会長が緊急会見したときの「不正って、撲滅は無理」という発言だな。

官 そうだ。確かにどの分野でも不正はいくら作業を見直してもなくならず、本音としてはその通りだろう。でも、最高責任者が「撲滅は無理」と言ってしまったら、再発防止への組織の規律の維持が難しくなる。

政界通(同=政) それはそうだ。もし、首相が「選挙違反の撲滅は無理」と言ったら「リーダーとしての決意がゼロ」と猛批判を受け、辞任を迫られる。

■「豊田さんらしい」という声もあるが

財 豊田会長は真面目で本音を語る人だから、経済界では「豊田さんらしい」という声もあるが、「トップが言ってはいけない言葉だ」と首をかしげた財界人もいた。ある長老は「撲滅は無理ではなく、『撲滅は難しい』くらいで止めておけばよかった」と苦笑していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 2

    巨人はCSファーストSで敗退濃厚…今季DeNAと13勝12敗“ほぼ互角”に潜む落とし穴

  3. 3

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 4

    簗農相「予算カット」恫喝発言が飛び火! 信じられない国交省調査で井林大臣は“火ダルマ”必至

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    久保建英は所属クラブでの評価いまひとつ…人気俳優・福原遥との電撃婚でひと皮むけるのか

  2. 7

    『トゥ・オブ・アス』冷め切った関係で美しくハモる二度と共に歌えない2人の業

  3. 8

    壇蜜フルヌード「手取り33万円」の衝撃…芸能界“安すぎ”ギャラの相場と現在値

  4. 9

    (1)内閣改造をめぐる暗闘、そして保身…玉虫色の決着

  5. 10

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス