内田副総裁の「さらなる利上げ」否定で株価上昇も…日銀に《仕手集団》《インサイダー》との声が上がるワケ

公開日: 更新日:

 内田副総裁は講演で、今後のさらなる利上げの判断に関し、「ここ1週間弱の株価・為替相場の大幅な変動が影響する」と言い、株価の変動についても「政策運営上、重要な要素となる」と指摘。株安・円高の進行について「極めて高い緊張感を持って注視し、政策運営において適切に対応していく」と強調していたのだが、トップの総裁が「さらなる利上げ」の可能性に踏み込んでから1週間で、副総裁がその“火消し”に回るとはチグハグ対応と言わざるを得ない。

 日銀は「アベノミクス」の大規模緩金融和策の一環として、今年3月まで「ETF=上場投資信託」を購入。保有額は時価で74兆円(同月時点)に上ると推計されており、国内上場株式の時価総額の1割近くを握る「日本企業の最大の株主」とも言われてきた。

 つまり、株が大暴落すると日銀の財務体質も大きく毀損されるわけで、“大株主”としてこれ以上の株価下落に歯止めを掛けようと動いても不思議ではない。SNS上で日銀に対して《何だか巨大な仕手集団のような》《インサイダーとは言わないけれど……》といった声が出ているのも、このためだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に