“裏金議員”丸川珠代氏が鞍替え出馬でナゾ釈明「自分で口座管理」→「資金の流れに気づけなかった」のいい加減

公開日: 更新日:

 衆院選が15日公示され、27日の投開票日に向けて12日間にわたる与野党の論戦がスタートした。

 注目は何といっても、派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件に関与した「裏金前議員」の動向だが、SNS上で早速、《やっぱりこの人何も反省していない》《この期に及んでもまだ嘘をついているのではないか》といった指摘が出ているのが、参議院議員から衆院東京7区に鞍替え立候補した自民党丸川珠代・元五輪担当相(53)だ。

 丸川氏は政治資金収支報告書の不記載が計822万円あり、党から戒告処分を受けた。今回の出馬にあたっては党の公認は得られたものの、比例代表への重複立候補は認められず、15日付の毎日新聞の報道によると、丸川氏はミニ集会などで裏金事件についてこう説明しているという。

「不透明な資金の流れに気づくことができなかった。反省している」

 この“釈明”は他の裏金前議員らがそろって口にしていた言葉だ。派閥からキックバックされたカネの処理について秘書に任せていたため、自分は分からなかった、という理屈だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"