衆院選公示、自民裏金前議員の当落めぐり改めて問われる有権者の責任と民度

公開日: 更新日:

 第50回衆院選が15日公示され、27日の投開票に向けて12日間の選挙戦に入る。

 小選挙区(289議席)と比例代表(176議席)の計465議席に対し、約1300人が立候補する見通しだ。

 石破茂首相(67)が「納得と共感の政治」を掲げた今回の衆院選だが、注目はやはり、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金作りに関与していた前議員の当落だろう。

 一部報道では裏金前議員らはそろって「反省している」「まさか非公認になるとは」「一から出直しだ」などと支持者らに訴えているらしいが、ネット上では批判的な意見が少なくない。

《裏金を何に使ったか説明できない議員が、反省している訳ないだろう!》

《一から出直し、じゃなくて重加算税を含めてきちんと納税し、政治家を辞めてください》

 長期間にわたって組織的、常習的に裏金を作り、国会はもちろん、いまだに公の場で誰一人として真相を明らかにしていない裏金事件。関与した前議員らに対する辛辣な意見はどれも真っ当だろう。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  1. 6

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  2. 7

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  5. 10

    保守系の週刊新潮・週刊文春にも叩かれる高市早苗の薄っぺらさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした