国民民主の躍進予想に水差す醜聞…千葉5区出馬の新人・岡野純子候補に「政治とカネ」疑惑

公開日: 更新日:

直撃取材に“逃走”

 改めて本人に確認するため、日刊ゲンダイは昨夜、東京メトロ行徳駅前で演説する岡野候補を直撃。

 すると、「選挙活動をさせてください!」と言って説明拒否。記者が「終わるまで待ちます」と伝えると「はい」と了承した。ところが、活動を終える直前に人混みに紛れていつの間にか“逃走”してしまった。

 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏が言う。

「自己資金で支出したから記載しなかったというのなら、なぜ政治団体を設立したのか。収支報告できない資金があったから、記載しなかったのではないか。そもそも、事務所家賃に関わる記載がないのは明らかに不自然。後援会の事務所を岡野氏の自宅に置いているなら、事務所の『無償提供』を寄付として記載する義務がある。政治資金規正法違反の不記載の可能性があり、説明を果たすべきです」

 説明もできない人物を公認する国民民主は自民の裏金議員を攻められるのか。玉木代表、大丈夫か?

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

  ◇  ◇  ◇

 裏金総選挙の投開票日まで1週間を切った。●関連記事【もっと読む】『与野党一騎打ち「自公落選危機」は23人!裏金、旧統一教会、高市推しが「凶」に【一覧あり】』を取り上げている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった