被害額最高1億円!米IT大手Metaを“国内初”集団提訴、弁護団が語る裁判のキモは

公開日: 更新日:

■「根元を押さえるため」

「政府がメタ社をはじめとしたSNS事業者に対して(広告審査体制の)ヒアリングを行い、一時は詐欺被害が減った時期もあったようですが、最近ではまた増加傾向にあると聞きます。これだけ大規模かつメタ社相手の訴訟ですから、裁判所も手探りでやらざるを得ないでしょう。我々も“どういう広告審査体制であったのか?”とメタ社に対して求釈明(裁判所の行為として釈明を求めること)をしていますが、どこまで回答するのかは不透明です。(詐欺被害の)根元を押さえるためにも、訴訟で審査プロセス等を明らかにすることが必要だと思います」

 今回の訴訟に対してメタ社側は、「個別の訴訟に関してコメントを出す予定はございませんが、詐欺広告に対する取り組みを強化し、あらゆる角度から踏み込んだ対策と措置を講じています」とのコメントを出している。

 弁護団は追加提訴に向け、被害相談を受け付けているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 5

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  1. 6

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  2. 7

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  5. 10

    男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました