ソフトバンクG孫正義社長はトランプ氏に急接近…年末は米国株を仕込む格好の時期
まさにトランプ次期米大統領へのクリスマスプレゼントだった? 12月16日、トランプ氏はソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長と並んで開いたイベントで、「SBGは今後4年間で米国に1000億ドルを投資、10万人の雇用を創出する計画だ」と発表した。
「孫氏は選挙後の米国に大きな楽観を感じているからこそ、この投資を行う」「米国の将来に対する信頼の比類なき表明」だと述べた。
孫氏は「SoftBank World 2024」(10月3、4日)で、「昨年の講演ではAGI(汎用人工知能=人間とAIがほぼ同一の知能レベルになる)の世界が10年以内に来ると話したものの、今ではAGIの世界は2、3年後にやって来ると考えている」と語り、「AGIレベルを1万倍ぐらい超えた知能をASIとすると、私はASIが10年以内に来ると思っている」などと述べ、米国のAI企業への期待の大きさを示していた。
AI関連の主要企業は米国に集中している。QUICK・ファクトセットで時価総額50億ドル以上の3063社を対象に調べると、ドルベースの株価が23年末比で2倍以上になったのは12月16日時点で118社。うち46%にあたる54社がAI関連など米国企業だった。
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