トランプ関税で投資環境は不透明だが…日本の高配当ファンドはがんばっている
野村アセットマネジメントのNEXT FUNDSシリーズを利用して日経平均株価に連動するETFと日経平均高配当株50に連動するETFで比較してみよう。過去5年間、積み立て投資をしたと仮定すると、日経平均連動型のリターンは34.2%となる。一方で高配当株50連動型は91.6%だ。毎年1万円ずつ積み立て投資を続けたとすれば、手元資金は前者が約20万5000円であるのに対し、後者は約54万9000円。2倍以上の差が出ていることになる。
東証が上場企業に対して「企業価値の向上」や「資本効率の向上」を求めているため、今後も株主還元を強化する企業は増えるだろう。そう考えると、高配当株に絞った投資信託の好成績が続く可能性は高い。
(向山勇/ジャーナリスト)
■関連記事
■関連キーワード
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(6)幼い息子の行動を観察して思いついた職業疑似体験アプリ「ごっこランド」
-
人生100年時代の歩き方 価格急騰、強い過熱感でも「金」は買いか? 投資歴30年超のコンサルが唱える「リスクヘッジで買う方法」とは
-
「50年ロングセラー」の秘訣 スナックサンド(フジパン)「こっちじゃない」と自虐CMで反撃…元祖をアピールしてシェア急回復
-
新NISAで買っていい?企業診断 AI領域のハード・ソフトを開発・販売する「ジーデップ・アドバンス」はエヌビディアと親密
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(5)世界旅行を終えてサイバーエージェントに入社 アメブロと藤田晋社長の存在
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(4)バックパッカーとして欧州から南米へ…“田舎もんでもなんとかなる”の自信
-
「50年ロングセラー」の秘訣 黒ひげ危機一発(タカラトミー)飛び出したら勝ち?それとも負け? 人気キャラとのコラボ商品も




















