著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

中国ディープシークは「想定外の激震」、2025年も生成AIが投資テーマになる

公開日: 更新日:

 1月下旬、中国で創業わずか20カ月の新興企業「深度求索(ディープシーク、以下ディープ)」が開発したAI(人工知能)モデルは、米エヌビディア製ではなく、国産GPU(画像処理半導体)を使って大規模言語モデル(LLM)を展開できることを証明した。

 このAIモデルをサポートする国内半導体メーカーやクラウド事業者が相次いでおり、対中輸出規制の米国製品への依存を減らす「重要な転機」になるだろう。

 米国は、2022年10月にエヌビディア製最先端チップの対中輸出規制を導入。それ以来毎年、規制を強化した。そのため、ディープは米国が23年10月まで中国への輸出を許可していたエヌビディアの「型落ち」チップ「H800」を使用してオープンAIの最高レベルの製品と匹敵するとされる性能のモデルを構築したとして世界を驚愕させた。

 2月1日、5Gで世界トップの通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)は自社のクラウドサービスで顧客がディープを利用できるようAIインフラ新興企業の北京硅基流動科技(シリコンフロー)と提携すると発表した。アリババ、百度(バイドゥ)、騰訊控股(テンセント)も、ディープのモデルを利用できるサービスを導入した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ベネズエラ戦惨敗は井端監督の「自業自得」…リリーフ崩壊は昨年末から始まっていた

  2. 2

    大谷も「勝てる要素のある試合」と悔いた 侍J最悪のWBC8強止まり…井端監督チグハグ采配の痛恨

  3. 3

    小栗旬がハリウッド“資本”映画で主演も… トラウマ級の英語力と「スター」への高い壁

  4. 4

    侍J選手を“殺した”井端監督の偏重起用、場当たり、塩漬け…こうして結束力に亀裂が生じた

  5. 5

    国立大学なら入学辞退率がゼロに近いはずだけど実態は? 有名私立と天秤にかけられる意外な大学

  1. 6

    「国宝」日本アカデミー賞10冠の陰で…森七菜“最優秀助演女優賞”逃した不運と無念

  2. 7

    侍Jを苦しめるNPB「選手ファースト」の嘘っぱち トレーナーの劣悪待遇に俳優・渡辺謙もビックリ?

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    「ガキ使」の没個性化が進む? 松本人志の“週替わりCM”で「本編」が希薄化の危機

  5. 10

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪