米トランプ大統領「相互関税」発動でニッポンの製造業が危うい
■掲載指標の先行きに暗雲
先行きを不透明にしているのは、トランプ米政権の「米国第一」の保護貿易。
過去を振り返ると、1985年のプラザ合意以降の通貨調整後も、米国の貿易不均衡は是正できず、米貿易赤字は87年に1521億ドルと過去最高(当時)となった。88年は大統領選挙を控える「政治の年」で、貿易問題は与党共和党が大統領選挙の争点とした。その狙いは、日本の貿易黒字。米国の貿易赤字の半分を日本が占めていた。
89年5月、スーパー301条の対日適用を決定。日本を「不公正貿易国」とした。世界経済の発展を支えてきたガットの「多角的・無差別」の原則は崩された。
3月のロイター企業調査(3月5~14日、調査回答社数225社)の25年度業績見通しは、36%が1割以上の営業増益を見込んでいると回答。
その要因として「内需」をあげた企業が6割を超え、値上げ浸透をあげる企業も目立った。逆に1割以上の減益を見込む企業は約20%で、6割近くがコスト増とした。
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