きのこの山(明治)グローバルは「きのこ派」優勢も…「たけのこ」との戦いは続く

公開日: 更新日:

 要は、好みの問題といえそうだけど、「きのこ派」は連敗に苦い思いを抱いたに違いない。19年の3回目は「きのこ」がリベンジを果たす。

■世界20カ国で「どっち派?」を聞くと…

 20年には「きのこの山・たけのこの里国民大調査(愛の深さ)」が行われた。47都道府県で何と46が「たけのこ愛」がまさった。でも「きのこ派」は安心してほしい。世界20カ国で「どっち派?」を聞いたところ、14カ国が「きのこ派」だったのだ。

 開発の経緯も面白い。

「『きのこの山』の開発は、69年発売の『アポロチョコ』の売れ行きが伸び悩んでいた大阪工場で、アポロの生産設備を有効活用したいという発想からスタートしました。具体的には、アポロの金型を使って作られたチョコレートに、当初はカシューナッツを刺してみたところ、“きのこ”の形に似ていることを発見したのが発端です。その後、カシューナッツでは形が不揃いなため、クラッカーを使用して“きのこ”の軸部分を表現する現在の形に至りました」(明治広報担当者)

 次の総選挙で勝つのはどっちか。楽しみ!

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  2. 2

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 3

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  4. 4

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  5. 5

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  1. 6

    日中関係の悪化がもたらす「生活格差」…100均に並ぶ“Made in China商品”にもいずれ余波が

  2. 7

    飲食チェーンでは続々と国産米“離れ”が…消費者は「購入時に重視」が83%占めるも大きく乖離

  3. 8

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  4. 9

    「S&P500+ゴールド(金)への投資」が再注目! リスクを抑え収益を狙う“最強の組み合わせ”

  5. 10

    どうなる2025年の忘年会? インフル大流行、インバウンド、実施企業減で飲食店に“三重苦”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?