フォーサイト 山田浩司社長(1)聴力を失うとの診断にサラリーマンを断念

公開日: 更新日:

「そこの健康診断で耳に異常が見つかり、名古屋大学医学部の付属病院で調べたら、原因不明の難聴で、聴力を完全に失うとの診断。サラリーマンは無理と周囲に言われ、あきらめました」

 そんな時、大手資格予備校の社長から名古屋支店を立ち上げるからうちで働けと声がかかり、社員になるのは嫌だったので、アルバイト身分で支店長に。

「名刺やパンフ、帳簿づくりなどすべてゼロからやり、この経験が後に会社を起こす時に役立ちました。講師もいないので、講義もやれとの命令。資格がないのに勉強して宅建の講義などを始め、生徒には『ぼくは宅建の資格を持っていません。今日の部分の質問はいいですが、先の質問はしないでください』と、そんな具合でしたが、なぜか私の講義は人気が出て、行列ができるほどでした」

 アルバイト身分だったので、支店長をしつつ、他の予備校でも講義をした。

「27歳の頃には年収1000万円を超えた。司法試験はあきらめていなかったので、金があるとやる気がなくなると思い、730万円でBMWを買ったりしました。その後、ハウスメーカーから宅建などの企業研修の依頼が入り、仕事が一気に増え、司法試験を目指すのはやめて、完全にフリーになり、年収が2000万円を超えたので、それを元手に起業しました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    榊英雄が2審も懲役8年…昔と違って、一度の過ちも許されない時代に

  4. 4

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  5. 5

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  3. 8

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  4. 9

    霞ケ浦“春高バレー指揮官”高橋監督「今から他競技でも県ベスト8は狙えます。部活動の指導は組織づくり」

  5. 10

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”