著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

サントリー新社長に西田英一郎氏が昇格 “ブルドーザー”新浪剛史氏の穴は埋められるか?

公開日: 更新日:

■「国内ビール類のシェア25%」を達成できるか

 西田氏はサントリー生え抜きだ。ビール事業トップとしてイノベーション部を立ち上げ、「サントリー生ビール」を開発し、ヒット商品に育て上げた。

「鳥井氏の1歳年上だが、関西人(京都府出身)らしく明るく気さくで、周りを引っ張っていくタイプ。サントリーの“やってみなはれ”文化の体現者的存在だ」(取引先銀行幹部)という。

 ノンアルコールや缶チューハイの開発にも尽力し、若年層の需要掘り起こしにも貢献。直近ではHD常務執行役員として、人材戦略の策定を担った。

 サントリーは2030年までに売上高を24年比2割増の1兆円へ引き上げる目標を掲げる。中でもビール類は、ウイスキーや缶チューハイと並ぶ酒類売上高の主力への育成を目指すが、国内のシェアは依然2割程度にとどまる。26年10月にビール類の酒税法改正が完了し、ビール、発泡酒、第三のビールの税額は同額になる。これを受け、同社は主力の第三のビール「金麦」をビールカテゴリーに格上げする方針だ。

 酒税改正を機に、鳥井氏が掲げる「国内ビール類のシェア25%」を達成できるか。新社長・西田氏の手腕が試される。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  2. 2

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 3

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  4. 4

    元プロ野球選手の九州国際大付・楠城祐介監督に聞いた「給料」「世襲の損得」「指導法」

  5. 5

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  1. 6

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 7

    自民党からボロクソに言われ始めた玉木・国民民主…無理な要求ばかりで「おかわり君」「おねだりキャバ嬢」

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  5. 10

    「ノーバント宣言反故」の直後に大事件…伊原監督にメンツを潰され、抑えきれない怒りが湧いた