ゲームチェンジが進行中 米トランプ大統領の「ドンロー主義」を探る
2026年1月3日、新年のお祝いムードで警備が手薄となったベネズエラを米軍が急襲した。ロドリゲス暫定大統領は反米路線を変更、米国との大使館の相互再開に着手した。
トランプ米大統領は、鉱物資源の豊富なグリーンランドを含む西半球を米国の勢力圏としたいようだが、その源泉は第5代米大統領ジェームズ・モンローとみられている。
モンロー氏の出生は1758年4月28日、バージニア植民地ウェストモーランド。大統領任期は1817年から25年までだった。
モンロー氏は、黒人奴隷をアフリカに送り込みリベリアを建国(国旗は星条旗に類似)。首都モンロビアはモンローを称えた名称だ。次いでスペイン領だったフロリダに侵攻。理由はインディアンや黒人奴隷を取り締まらず放置したからだとし、1819年にわずかの割譲金をスペインに支払って米国領土とした。
1823年の年次教書で「モンロー宣言」を発表。欧州への不干渉とアメリカ大陸(西半球)での欧州の干渉を拒否するもので、米国の自由(利権)を宣言した。それは現在も引き継がれる「単独行動主義(ユニラテラリズム)」の土台といわれ、トランプ大統領に踏襲されたような「ドンロー主義」である。


















