著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

ホンダが今シーズンからF1復帰も…本業不振は磨いた技術力でも埋められない

公開日: 更新日:

 そして今年、F1は新時代に突入する。車体とPU(パワーユニット:エンジンとモーターを組み合わせた動力装置)でのレギュレーション(競技規則)が大幅に変更されるためだ。

 新たなPUでは、モーターによる電動出力が従来の3倍に引き上げられる。また、内燃機関(ICE)には100%サステナブル燃料(持続可能な代替燃料)の使用が義務付けられた。この変化はホンダの技術力を世界にアピールする絶好の舞台となる。

 会見では、今シーズン投入される新型PU「RA626H」が初公開された。「F1で磨かれた高効率バッテリーやモーター技術は、eVTOL(電動垂直離着陸機:空飛ぶクルマ)などの次世代モビリティーにも応用される」(ホンダ関係者)という。

■「Hマーク」も刷新

 復帰に合わせ、四輪事業のシンボルマークである「Hマーク」も刷新。「『ホンダのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造する』という意志のもと開発された『ホンダ0(ゼロ)シリーズ』をはじめとする、次世代EVの開発にあたり、Hマークを刷新した」(同)という。両手を広げたような新デザインは、モビリティーの可能性を拡張し、ユーザーに向き合う姿勢を示している。

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