再稼働の柏崎刈羽でもトラブル、東電の「甘い」経営再建計画…経済界に電力離れムード

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 道筋を明確に説明できないと、株主総会を通らないな。

 そう思う。再建計画が公表されても、出資に関心を示す経済人に会ったことがない。

 半導体工場の新増設やAIの普及で増えるデータセンターの電力需要を当て込んでも、他の電力会社や自然エネルギーとの競争もあり、「バラ色の将来」には無理がある。

 再建計画には難点がいくつもあるから、経済界に東電と距離を置くところが多い。1月には中部電力の浜岡原発(静岡県)で耐震データの不正が発覚し、「電力離れ」のムードが広がっている。

 新聞によると、柏崎刈羽6号機の再稼働に経産省幹部が「震災後のエネルギー政策の転換の象徴だ」と原発回帰を歓迎したそうだが、そんな楽観的な見方は他省庁にもない。

 住民の帰還も廃炉も、いばらの道か。経産省もゼロから出直した方がいいな。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

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