「ガンホー」は4期連続減益 アクティビストに揺さぶられる社長と筆頭株主
■フリーターから社長に
森下氏は、フリーターから社長に上り詰め、億万長者になった異色の経歴を持つ。新潟県で病院を経営する裕福な家庭に生まれるが、千葉商科大学付属高等学校在学中に父親が事業に失敗したことで大学進学を断念。引っ越しの手伝い、バーテンダー、レンタルビデオ店員、工事現場の現場監督など数多くの職業を転々とした。アルバイトで生計を立てながら漫才師で一旗揚げようとしたこともある。
転機は、01年に知人の紹介で手伝った縁で孫正義氏の弟、孫泰蔵氏と知り合い、オンセール(現ガンホー・オンライン・エンターテイメント)のE─サービス部部長に就いたことに始まる。PCオンライン事業を立ち上げ、ガンホーを急成長させた。04年1月に社長に就任した。億万長者ながら、住まいは公団マンションで、持ち家や高級車などにこだわりがない、オタク気質の人物だ。
ガンホーは設立の経緯から孫泰蔵氏が代表であるSON Financial合同会社(資産管理会社)が筆頭株主で、議決権の17.9%(25年6月末時点)を握っている。


















