イラン情勢混乱で懸念される秋の野菜高騰…輸送費や資材、肥料も値上がり必至

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 ただ、すでに各産地の農業従事者からは「燃料代が上昇し、負担になっている」との声が上がっている。中東の混乱が長引くほど、日本の農業が大きな打撃を受けるのは間違いない。燃料以外にも懸念されているのが、肥料の高騰だ。中東諸国は、肥料やその原料の一大産地。輸送路であるホルムズ海峡が封鎖状態にあり、世界的に肥料の供給が滞りつつある。

 しかも、日本は肥料原料のほぼ全量を輸入に頼っている。鈴木農相は先月27日の会見で「ほとんどの農業者が、この春に必要な肥料はほぼ調達済み」とコメント。直ちに影響はないとしたものの、今後の見通しは不透明だ。

「肥料価格の世界的な上昇の影響が、秋口からじわじわと出てくるでしょう。原油価格も今後どうなるかわからず、輸送費の上昇や、ハウス栽培用ビニールなど農業用資材の値上がりも予想されています」(前出の農水省担当記者)

 野菜を安く買えるのは、今のうちかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 混迷するイラン情勢についての最新ニュースは、関連記事【もっと読む】『40年ぶり「1ドル=162円」も視野に…歴史的円安と原油高のダブルパンチが庶民生活を直撃』【さらに読む】『これぞ高市流“危機管理”…イラン情勢悪化による医療資材「供給不安」に後手後手の能天気』などでも詳しく報じている。

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