住宅市場に異変? 中古マンションより戸建てが人気のナゼ

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 中古マンション市場は、転売で売買益を狙う投資家が価格を押し上げてきた。しかしここにきて値下げの動きが出始めた。東京カンテイ高橋雅之・上席主任研究員が言う。

「首都圏の中古マンションは、新築マンションや国内外の投資家に牽引され18カ月連続で上昇してきましたが、ピークを越え始めました。水面下で在庫のダブつき、中東情勢から原油や資材の供給不安など、今後の価格への警戒感で購入を控える動きが予想されます」

 一方、いまユーザーが目を向け始めているのが一戸建て住宅購入の動きだ。東日本不動産流通機構による2025年の首都圏新築戸建て住宅の成約件数は1万6197件と、前年比242.8%増と急増。また中古戸建て住宅は2万1632件(前年比52.5%増)と2年連続で増加した。先の高橋氏がこう述べる。

「中小企業に勤めるユーザーは実質賃金が伸びず、住宅購入予算の選択肢は限られてきます。これまでは中古マンションが選択肢だったユーザーに、価格高騰から一足飛びに面積が広い戸建て住宅購入への動きが増えてきています」

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