著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

SBGや家電量販店の経営統合、米スペースX上場…世界を動かす「規模の経済」次の主役はどこだ?

公開日: 更新日:

 スペースX(イーロン・マスクCEO)は6月12日に米ナスダックへ上場する。スペースXの事業も「規模の経済」であり、投資家は同社株を購入するため、手持ちの銘柄を売却、この「換金売り」で、先週はNYダウ、そして今週は日経平均株価が急落したようだ。

 家電量販店最大手のヤマダホールディングスと大手のエディオンは、6月5日に経営統合に関する基本合意書を締結した。持ち株会社を設立し、2社を傘下に置く。27年10月1日の統合を目指す。売上高は単純合算で2兆5000億円規模、店舗数約1万店の圧倒的な家電量販の誕生である。両社は「規模の経済」メリットを生かし、家電以外の事業も共同仕入れなどにより調達コストを削減、競争力のあるプライベートブランド開発にも取り組むもよう。

 サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は6月4日、ロシアのノバク副首相と会談し、OPEC加盟国と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」の中核を成す両国の結束をアピールした。サウジアラビアなど産油国は、イランと軍事面でも親密なロシアとの結束を重視するのは「規模の経済」が必要だからだろう。

「規模の経済」を生かして世界展開した日本の自動車産業。この巨大な雇用吸収力のある自動車に代わる産業はどこか。

 雇用吸収力のある「規模の経済」の観点からすれば、観光、介護、IT産業が超高齢社会の経済成長の柱だろう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  5. 5

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  1. 6

    セクシー女優・藤咲まいが「台湾売春」で逮捕 高額ギャラの裏側にある“ホスト沼”の存在

  2. 7

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  3. 8

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    高市首相の閉鎖ブログに残された「不都合な真実」…国会で大見得《過去に週刊誌を訴えた》は虚偽なのか?