著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

自動運転の「ティアフォー」が年内上場へ 10億円出資するトヨタには安すぎるお買い物

公開日: 更新日:

「本は一冊も読んだことがない。生まれてからゼロです」と飄々と語る加藤氏。「論文や教科書は読みますが、小説やノンフィクションは読んだことがありません。本は頭が疲れるというイメージがあるんですね」(加藤氏)というから驚かされる。

 加藤氏が中心となって開発し、広く世界に無償で公開されたオープンソースの自動運転OS(基本ソフト)「Autoware(オートウエア)」は、多数の自動運転車両に導入されており、導入企業ベースでは世界で断トツのシェアを誇っている。

 17年12月に遠隔制御型自動運転システムの公道実験を国内で初めて実施し、自動運転のレベル4と呼ばれる高度運転自動化(無人運転)に成功した。同時に、完全自動運転の小型電気自動車(EV)の開発など自動運転技術の開発・実証実験を進めている。

 一方、「Autoware」の世界展開を見据えて、18年12月に同ソフトの業界標準化を推進する国際的な非営利団体「The Autoware Foundation(AWF)」を設立した。AWFのメンバーには、ティアフォーをはじめ米Apex.AIや英Linaro、トヨタ自動車の開発部門であるTRI-AD、英Arm、米Velodyne LiDAR、韓国LG、米インテルなどそうそうたる企業が参画している。

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