サッカーW杯でもクッキリ…中国企業の存在感は高まるばかり
日本の26年上半期の新車自動車輸出台数は、日本自動車工業会の速報ベースでおよそ180万~190万台規模だから、中国と日本の差は歴然である。
FIFAワールドカップのスタジアム看板では、海信集団(ハイセンス)や聯想集団(レノボグループ)が目立つ。ハイセンスの映像機器は、米ダラスにある国際放送センターや審判センターに導入され、試合映像の分析や判定支援に活用されている。レノボは「W杯サッカーAIスーパーエージェント」や「3Dデジタルヒューマン可視化ソリューション」などのAI技術を提供、全16会場で戦術分析や判定支援に利用され、世界に技術力をアピールしている。
欧州では6月下旬から記録的な高温が続いている。中国の美的集団(ミデアグループ)が欧州向けに開発したセパレート式ポータブルエアコン「PortaSplit」が各国で品切れとなり、一時は中古価格が新品の2~3倍まで高騰した。欧州は賃貸住宅などが入る歴史的建造物の壁に穴を開けることが認められず、室外機の設置も制限される。「PortaSplit」は室外機を窓用ブラケットで固定するため、建物を傷つけることなく利用者自身で取り付けや取り外しができる。まさに「チャイナ・スピード」。中国の技術対応力の速さに驚く。


















