車検で「今すぐ交換を」と勧められたら…断っていい整備、断らないほうがいい整備の見分け方
エアコンフィルターは、車検の合否を左右する項目ではない。臭いや風量が気になるなら替える価値はあるが、少なくとも車検に通すためではない。
ワイパーゴムは現物次第だ。国交省も日常点検で、ウオッシャー液をきれいに拭き取れるかを見るよう案内している。拭きムラが残るなら替えどきだし、拭けているなら急ぐ話ではない。
発炎筒は少し複雑だ。非常信号用具は、保安基準で備え付けが求められている。有効期限のある火薬式のほか、国の規格を満たしたLED式も認められている。では、期限切れは車検に通らないのか。日整連は「有効期限切れのみをもって直ちに不適合とする規定は確認できない」とする。ただ、性能低下を見極めにくいため、期限を交換の目安にしている工場もあるそうだ。
バッテリーは、車検の合否より立ち往生のほうが問題になる。出先で上がればレッカー代と時間がかかる。日整連によれば、電池工業会が示す寿命の目安は約3年。3年以内でも、エンジンのかかりが悪い、バッテリー液の減りが早いといった兆候があれば、早めの交換が必要になる。


















