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“ワンみずほ”のはずが5分裂 加速する「みずほFG」派閥抗争

 マル暴融資で揺れたみずほFGは、今月24日の株主総会で委員会等設置会社に移行。社外取締役を6人に倍増し、取締役会議長に元経済財政相の大田弘子・政策研究大学院教授を起用してガバナンス強化を図るという。だが、取締役会に手を付けても、この銀行の体質はそう簡単には変わらない。“お家芸”の派閥抗争が、むしろ悪化しているからだ。

「昨年7月に、みずほ銀行(BK)とみずほコーポレート銀行(CB)が合併。『One MIZUHO(ワンみずほ)』の旗印を掲げて行内融和が叫ばれました。あれから1年。行内はいまや5分裂になり、ワンバンクどころか5バンク(ファイブバンク)状態です」(関係者)

■「F」「D」「I」に加えて「B」「C」

 2000年に旧富士銀(F)、旧第一勧銀(D)、旧興銀(I=英語名のINDUSTRIAL BANKの略)の3行統合で発足したみずほは、長年たすき掛け人事を続け、3派閥が激しい人事抗争を繰り広げてきた。くだんのマル暴融資が放置された背景にも3派閥の権力争いがあったと言われたものだが、これに新たに「旧BK」「旧CB」の2派閥が加わり、5分裂になっているというのだ。

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