• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

来月施行「過労死防止法」のマヤカシ…企業に罰則の文言ナシ

 過労死等防止対策推進法、いわゆる過労死防止法が来月1日から施行されることが、14日の閣議で決まったが、それで過労死が減るのかといえば、そんな単純な話ではない。

 そもそも過労死防止法は、調査研究、国民の啓発、相談体制の整備、民間団体の活動支援など、「これからいろいろ取り組んで過労死をなくしましょう」という“理念”だけを語っている。労働者を過労死させた企業にペナルティーを与えるといった文言はどこにも見当たらない。

「政府がもっと具体的な指針を示さない限り、会社としても対処しようがありません」(大手飲食チェーン人事担当者)

 これが企業サイドの本音だ。

「過労死防止法は、実際に過労死した人の遺族には、企業と闘う“根拠”になるでしょう。そういう意味で一歩前進でしょうが、今まさに過労死の危機に直面している人のセーフティーネットにはなり得ません」と、特定社会保険労務士の稲毛由佳氏がこう続ける。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  2. 2

    手越がトドメに? 日テレの情報番組からジャニタレ一掃も

  3. 3

    全国一元化を口実に…安倍政権が障害年金支給カットの非情

  4. 4

    総選挙でトップ3に入れず…AKBは“本体”弱体化が最大の課題

  5. 5

    加計理事長が突然の会見 W杯と地震に合わせ“逃げ切り作戦”

  6. 6

    最高裁も覚悟…森友問題で財務&国交省が隠したかったコト

  7. 7

    コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文

  8. 8

    最大の後ろ盾も失い…楽天・梨田監督“電撃辞任”の全内幕

  9. 9

    大阪北部地震で注目…活断層“直撃リスク”のある「17原発」

  10. 10

    電撃辞任後は連勝も…楽天“ポスト梨田”に挙がる2人の名前

もっと見る