川内原発に地元同意 スピード再稼働に安倍官邸「困惑」のワケ

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 原発再稼働がいよいよ“秒読み”だ。

 九州電力の川内原発(鹿児島県)について、薩摩川内市の岩切市長が28日、再稼働に同意する意向を表明した。これを受け、鹿児島県は再稼働をめぐる陳情を採決する臨時議会を来月5日招集することを決め、同7日に採決される見通しとなった。
 九州電力も29日、瓜生社長が周辺8市町の首長と会って、安全確保の取り組みを説明すると発表した。

 周辺の活火山群に対する懸念をよそに、再稼働への手続きは“順調”に進んでいる。さぞや安倍政権は喜んでいると思ったら、実は困惑しているらしい。あまり早く進みすぎると困るというのが本音だというのだ。一体どういうことか。

「地元の九電や経済界は燃料費がかさむ冬を前に原発を再稼働させたいと急いでいます。ところが、官邸のホンネは、再稼働を来年4月の統一地方選後にしたい。世論調査では依然、原発再稼働に反対する人の方が多い。冬を前に再稼働すれば、この問題が統一選でクローズアップされてしまいますからね」(霞が関関係者)

 それで安倍官邸は、原子力規制委員会に対し、「ゆっくり審査するように」と暗に“指示”を出していて、規制委が渋い顔をしているのだという。

 原発再稼働が遅れるのは歓迎だが、暴走する安倍政権は原発まで政局に利用するのか。

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