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“ただの人”渡辺喜美氏「8億円問題」本格捜査ついに始まる

 衆院選で落選した渡辺喜美氏(62)の政治資金問題で、いよいよ東京地検特捜部の捜査が本格的に始まった。特捜部は渡辺氏に対し任意の事情聴取を求めたという。渡辺氏側は要請に応じる方針で、聴取は今週後半にも行われる見通し。

 捜査の“入り口”は政治資金規正法違反の疑いになりそうだ。2010年の参院選前に、自身の政治団体に関連する口座から9000万円を借り入れ、その後、返済したが、収支報告書に賃借の記載がなかったことが分かっている。特捜部は今年9月に宇都宮市の事務所など関係先を家宅捜査し、元秘書らから複数回、事情を聴いたという。

 さらに、特捜部には渡辺氏がDHCの吉田嘉明会長から巨額資金を借り入れた「8億円問題」でも告発状が出されている。国税庁が8億円のうち借用書のなかった5億円を贈与とみなし、贈与税を脱税したとして告発することもあり得るという。

 選挙に落ちて“ただの人”になった途端、本格的に始まった特捜部の捜査。年内にケリがつくか。

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