格差広げておいて…婚活対策にバラマキ「60億円」の本末転倒

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「少子化社会対策白書」(2015年版)で若者の恋愛・結婚観が浮き彫りになった。平たく言うと、カネがないほど恋愛にも結婚にも興味が湧かない悲しい現実だ。

 調査対象は全国の20~39歳の男女7000人で、〈未婚で恋人なし〉は全体の28.8%。このうち〈恋人が欲しくない〉は37.6%を占め、〈交際経験なし〉だと50.3%にも上った。対策として役所が考えたのが、お決まりのバラまきだ。

 政府は13年度補正予算で「地域における少子化対策の強化」として30.1億円を組み、ヤル気のある自治体に交付金を出した。上限は都道府県6000万円。政令指定都市や中核市、特別区2000万円、市区町村800万円。各地で婚活イベントが催された。

「13年度は全都道府県と244市区町村が交付を受けています。14年度補正でも同額の30.1億円がつきました」(内閣府少子化対策担当)

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