日大が新設「危機管理学部」 教授陣に名を連ねる大物官僚たち

公開日: 更新日:

 約6万6000人の学生を抱える日本最大のマンモス大学「日大」が来春、新学部を開設する。その名もズバリ「危機管理学部」だ。新学部なのにはやりの「カタカナ」名を付けないところが“バンカラ校風”の日大らしいが、「危機管理学部」と言われて講義内容がパッと思い浮かぶ人はまずいないだろう。一体、どんな学部なのか。

 日大の新学部設置は88年の薬学部以来。世田谷区の「三軒茶屋」に新校舎を置き、入学定員は300人を予定。大学のホームページには〈時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します〉とあり、地震や津波などの自然災害時の避難や救出活動を学ぶ「災害マネジメント」、戦争やテロ、環境問題などについて学ぶ「グローバルセキュリティー」など4つの研究分野を予定している。卒業後の進路は公務員や企業のコンプライアンス担当が想定されているようだ。

 カリキュラムを見る限り、既存の「法学部」や「国際関係学部」でも対応できそうだが、他学部にない大きな特徴があった。教授陣に警察や公安関係のOBが目立つことだ。それも、教員紹介のプロフィルをみると、山梨、栃木、埼玉の各県警本部長を歴任した金山泰介氏、元埼玉県警本部長の茂田忠良氏、元内閣情報調査室内閣参事官の吉富望氏、元公安調査庁調査第二部第二課長や東北公安調査局長を務めた安部川元伸氏……など大物ばかり。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    横浜市の女性職員が「風俗店バイト」でクビに…ネットで同情的投稿が相次ぐ意外

    横浜市の女性職員が「風俗店バイト」でクビに…ネットで同情的投稿が相次ぐ意外

  2. 2
    ソフト3.5億円右腕が今季絶望 “給料泥棒”助っ人が減らない元凶は日本のザル身体検査に一因

    ソフト3.5億円右腕が今季絶望 “給料泥棒”助っ人が減らない元凶は日本のザル身体検査に一因

  3. 3
    カジノで106億円溶かした大王製紙前会長・井川意高氏の現在地「今は“抜けた”ような状態」

    カジノで106億円溶かした大王製紙前会長・井川意高氏の現在地「今は“抜けた”ような状態」

  4. 4
    小林浩美JLPGA会長はファン置き去り…「地上波中継なき」国内女子ツアーの行く末

    小林浩美JLPGA会長はファン置き去り…「地上波中継なき」国内女子ツアーの行く末

  5. 5
    「ナンバ兄弟」間宮祥太朗&満島真之介は来期ドラマも“全開バリバリ” 早くも膨らむ続編期待

    「ナンバ兄弟」間宮祥太朗&満島真之介は来期ドラマも“全開バリバリ” 早くも膨らむ続編期待

  1. 6
    3年前から「セーラー服乱交パーティー」60回も…29歳ケダモノ中学教師が女子高生と淫行

    3年前から「セーラー服乱交パーティー」60回も…29歳ケダモノ中学教師が女子高生と淫行

  2. 7
    ダチョウ倶楽部の「純烈」加入にファンから「それなら友井雄亮さんを復帰させて!」と悲鳴

    ダチョウ倶楽部の「純烈」加入にファンから「それなら友井雄亮さんを復帰させて!」と悲鳴

  3. 8
    (3)日本維新の会には「政調会長」が2人も…言うことバラバラで不仲という“特殊な体制”

    (3)日本維新の会には「政調会長」が2人も…言うことバラバラで不仲という“特殊な体制”

  4. 9
    マンション管理人を「何でも屋」と勘違い? 逆切れするモンスター住民の実態

    マンション管理人を「何でも屋」と勘違い? 逆切れするモンスター住民の実態

  5. 10
    今後は大谷翔平が狙われるこれだけの根拠…トラウトへの危険球が伏線の大乱闘で遺恨残す

    今後は大谷翔平が狙われるこれだけの根拠…トラウトへの危険球が伏線の大乱闘で遺恨残す