著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

「まぶしさ」を放置してはいけない…偏光レンズのサングラスがおすすめ

公開日: 更新日:

 目の寿命を少しでも長くするためには、日々小さな努力を積み重ねることが大切になります。 

「まぶしさ」を放置しないというのも、そのひとつ。そこで私がみなさんへお勧めしたいのが、UVカットと反射光カットを持つ偏光レンズのサングラスです。レンズとレンズの間に特殊なフィルターを挟んで仕上げています。

 日中、ビルの反射光や信号の白い部分の照り返しがまぶしくて思わず目をつぶってしまうことがあるでしょう。偏光レンズならそれらをカットして視界を常にクリアにしてくれ、目の疲れ方が大きく異なります。

 アメリカのアメリカンフットボール野球の試合で、選手が目の下を黒く塗ってプレーしているのを見たことがありませんか。あれはアイブラックと呼ばれるもので、まさにまぶしさを軽減するためのものです。

 頬骨の上あたりに、グリース(潤滑油を固めた半固体状の潤滑剤)やステッカーで作られたアイブラックを塗ったり貼ったりします。デーゲームでスタジアムに降り注ぐ光は想像以上に強いもの。たとえば野球の試合でフライをキャッチするために空を見上げると、白いボールの行方がよく見えなくなってしまう。デーゲームだけではなく、ナイターで強い照明を使用している際にも同じことが起こります。

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