新国立の次は…東京五輪エンブレムに浮上した“パクリ疑惑”
24日にお披露目された2020年東京オリンピック・パラリンピックのシンボルマークとなるエンブレムに“パクリ”疑惑が浮上している。
似ているとされたのはベルギーのリエージュ劇場のロゴで、デザインを担当したフランスのデザイン会社が、公式フェイスブックに「フォントが同じだ」と指摘する文章と写真を投稿。世界中に拡散された。ネット上でも「デザインを再考すべきでは」という声が上がっている。
五輪のエンブレムを担当したのはデザイナーの佐野研二郎氏(42)。この作品について「TOKYO(東京)」など3つのことばの頭文字の「T」をイメージしたというが、2つを並べてみると、やっぱり似ている。
そもそも、このデザインに対しては賛否両論が多かった。漫画家のやくみつる氏は「暗い。厳かではない。白紙撤回をお願いしたい」とバッサリ。ネット上でも「のり弁みたい」など批判的な声も多い。海外メディアでも好意的な意見がある一方、英ミラー紙は「ロンドン五輪のロゴは過去最低だったが、これも実にひどい」といった否定的な意見を掲載した。