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年末に向け“倒産ラッシュ”も 市場が警戒する「GC注記」24社

 倒産予備軍に数えられていた企業がまた経営破綻した。海運中堅の第一中央汽船(東証1部上場)で、子会社を含めた負債総額は約1764億円。東京商工リサーチによると、今年最大の倒産だという。上場企業の破綻はスカイマーク、江守グループHDに続く3社目。負のドミノ倒しが始まるのか。日経平均が急落していることもあり、市場は疑心暗鬼に包まれている。

 第一汽は2015年3月期連結決算まで4期連続で最終赤字を計上。16年3月期も130億円の赤字を見込んでいて、市場が警戒する「継続企業の前提に関する注記」(ゴーイングコンサーン=GC注記)を付けられていた危ない会社だった。15年3月期決算でこのGC注記が付いた上場企業はほかにも24社ある。

 東京商工リサーチ情報部の増田和史氏は、こう言う。

「第一汽はスカイマーク、江守グループHDとともにGC注記が付いていました。過去の倒産企業でGC注記が付いていなかった会社はまずありません。第一汽と江守グループHDに共通するのはチャイナリスクの顕在化で、中国の景気減速が大打撃になった。GC注記企業は中堅どころが大半ですし、中でも中国と取引の多いメーカーはさらに苦しくなっていくでしょう」

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