参院選まで爆騰狙うも 安倍政権の「官製相場」に余力なし

公開日: 更新日:

 今年夏の参院選に向けて安倍政権は“官製相場”を仕掛け、株高になる。年初からの暴落は仕込みの好機だ――そうあおるメディアもチラホラあるが、そもそも官製相場を演出するだけの余力が残っているのか、はなはだ疑問だ。もし不発に終わったら……個人投資家はまたぞろ大損させられる羽目になる。

「大した根拠もないのに株高を演出できたのは、日銀とGPIFの買い支えだけが理由じゃない。株価が下落しても『買い支えがあるから安心だ』と買いに走る投資家がいればこそ。そういう幻想の上に成り立っていたのが官製相場というわけで、日銀に対する信頼が失われ、投資家の心理が冷え込んだらジ・エンド。年初からの暴落が、それを象徴しています」と大手証券会社関係者はタメ息をつく。

 日銀は年3兆円だったETF(上場投資信託)の買い入れ枠を、今年から3.3兆円に増額。大発会(4日)に369億円、6、7、12、14日にそれぞれ352億円と計1777億円を投じ、せっせと買い入れたものの、暴落に歯止めがかからない。まさに焼け石に水の状態だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山口ポスティングでメジャー移籍へ 巨人初容認4つの裏事情

  2. 2

    安倍首相が墓穴 桜を見る会夕食会弁明で法律違反を正当化

  3. 3

    出所の高山若頭が人事で動き回り「山口組3派」は荒れ模様

  4. 4

    安倍首相11.20退陣説 「桜を見る会」疑惑で政界の空気一変

  5. 5

    沢尻エリカ出演辞退か 浜崎あゆみ「M」ドラマ化が暗礁に

  6. 6

    残留も視野って…筒香、菊池、秋山の低すぎる米挑戦への志

  7. 7

    G山口ポスティング決定も評価辛口 年俸1000万円の可能性も

  8. 8

    メジャー挑戦 球界No.1二塁手広島・菊池涼介の意外な評価

  9. 9

    根強く残る人種差別 W杯優勝の南アフリカ代表“美談”の裏側

  10. 10

    ラグビー日本代表 2023年W杯への若手育成阻む「2つの壁」

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る